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甘夏の皮を柔らかくして糖度をじっくり上げていく。
BRIX62を目指して。
皮の味や苦みを消さず、食べやすい硬さと味を残します。
そのために、日にちをかけてゆっくりと糖度を上げます。

出来上がったものをコンフィと呼び、異なる状態に加工していきます。
食感を残すために必要なサイズにカット。
味や香りを残すためにペーストにすりつぶす。

生地は焦がしバターを入れる王道のフィナンシェ。
しっかりバターと甘夏の香りを出すことが最大の狙いです。

出来上がったコンフィを、丁寧に生地の中に練り込んでいきます。
型に入れて焼きますが、このお菓子は更に食感にこだわりました。

それは、上に乗せるキビ糖を使ったクッキー生地。これをフィナンシェの上にのせて焼成していきます。
窯を開けず焼きあがる時間を待ちます。

香りや味はもちろんのこと、食感も楽しんでいただける季節の一品です。
三重県産の食材をより楽しんでいただけるよう工夫しました。

こちらの商品は食感や香りを大切にしております。
焼立てのみの販売とさせて頂きます。